新型肺炎が直撃、カジノの街マカオがゴーストタウンに

普段はカジノ客でにぎわうマカオも新型ウイルスへの懸念から閑散としている/Anthony Kwan/Getty Images AsiaPac/Getty Images

普段はカジノ客でにぎわうマカオも新型ウイルスへの懸念から閑散としている/Anthony Kwan/Getty Images AsiaPac/Getty Images

マカオ(CNN) 中国湖北省武漢市で発生し、中国本土をはじめ、日本や米国などでも新型コロナウイルスによる肺炎の患者数が拡大するなか、「カジノの街」として知られるマカオも打撃を受けている。

カジノの店内ではウェートレスや警備員も含めて全員がマスクを着用しており、スタッフの方がまばらな客よりも人数が多い状態だ。

マカオには昨年、約4000万人が訪れた。かつては中国本土からの観光客であふれていた通りや広場は空っぽとなった。

マカオ政府によれば、春節(旧正月)の最もにぎわう時期にもかかわらず、1月の観光客数は前年比87%の落ち込みを見せた。昨年の春節のホテルの稼働率は100%に近かったが、今年は半分にとどまった。健康への懸念がマカオのビジネスモデルにとって脅威となっている。

マカオ政府は新型コロナウイルスが市内に定着しないよう取り組みを進めている。

1月、警察はホテルを回って湖北省から観光客数百人を集め、全員に対して、自宅へ戻るか2週間の予防のための隔離を行うかの選択肢を与えた。ただ、2月1日時点で同地域からの観光客100人以上の行方がつかめていない。

マカオがポルトガル領だったころ、当局で働いたことのあるエコノミスト、アルバノ・マーティンズさんは、「1981年からここにいるが、こんなのは私の人生で見たことがない」と語った。こうした状況が2~3カ月続くようなら、GDP(域内総生産)が2けたの減少を示す可能性もあると警告した。

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