プーチン氏、シリア大統領と会談 ISIS掃討の成果を称賛

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プーチン大統領(右)はアサド大統領の成果を称賛した

プーチン大統領(右)はアサド大統領の成果を称賛した

(CNN) ロシアのプーチン大統領は21日、同国南西部ソチを訪れたシリアのアサド大統領と会談し、シリア情勢の先行きについて話し合った。

ロシアの国営メディアによると、プーチン氏は会談で、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」と戦ってきたアサド氏の成果を称賛。「シリア国民は非常に厳しい試練の日々を送っているが、テロリストが最終的に、確実に大敗を喫する日は次第に近付いている」と述べた。

大統領府によれば、プーチン氏はこの日の会談に基づき、関係諸国の指導者らと対話する意向を表明。この日のうちにカタール首長との会談が予定されていたほか、21日にもトランプ米大統領と電話で会談し、イラク、エジプト、サウジアラビア、ヨルダンの指導者らとも話し合うと述べた。

プーチン氏とアサド氏が前回顔を合わせたのは2015年10月。ロシアはその1カ月前、アサド氏を支援するためシリア反体制派への空爆に踏み切っていた。アサド氏と反体制派が対立するシリア内戦は11年3月から続いている。

21日の公式写真は両氏が抱き合う姿を伝えている。会談ではシリアでの重点が軍事作戦から政治的解決策の模索に移るとの認識で一致したという。

プーチン氏は22日、引き続きトルコ、イラン両国との首脳会談に臨んだ。

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