米無人機攻撃は「国際法違反」、民間人犠牲も多く 人権団体

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パキスタンでは無人機攻撃に対する怒りが強まっている

パキスタンでは無人機攻撃に対する怒りが強まっている

2012年7月に起きたこの事件についての証言は、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルが22日に発表した米軍無人機のパキスタン攻撃に関する報告書に盛り込まれた。

報告書では、12年1月から13年9月にかけて米国が北ワジリスタン地域で行ったとされる45回の無人機攻撃のうちの9回について、詳細を伝えている。

それによると、攻撃で死亡したのは国際テロ組織アルカイダやタリバーンなどのメンバーばかりではなく、ごく普通の民間人が犠牲になったケースもあるという。

12年10月には、野菜を収穫していた68歳の女性が孫たちの目の前で吹き飛ばされ、孫も数人が負傷した。

アムネスティ・インターナショナルは、「こうした攻撃の結果として行われた非合法殺人は、司法によらない処刑、あるいは戦争犯罪に該当する可能性もある」として深刻な懸念を表明している。

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