トランプ前米政権の報道官サンダース氏、アーカンソー州知事選で当選確実

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トランプ前政権で報道官を務めたサラ・ハッカビー・サンダース氏/Andrew Harnik/AP

トランプ前政権で報道官を務めたサラ・ハッカビー・サンダース氏/Andrew Harnik/AP

(CNN) 8日に投開票が行われた米アーカンソー州の知事選は、CNNの予測によるとトランプ前政権で一時期報道官を務めた共和党のサラ・ハッカビー・サンダース氏が勝利する見通しとなった。同州で初の女性知事となる。

アーカンソー州では2010年を最後に民主党の知事が出ておらず、今では共和党支持の州としての立ち位置を強固なものとしている。

サンダース氏の父親のマイク・ハッカビー氏は1996年から2007年にかけてアーカンソー州知事を務めた。父親と娘が同じ州の知事に就くのは米国史上初。

サンダース氏は知事選出馬から早い段階でトランプ氏の推薦を獲得した。その後有力なライバルらは選挙戦から撤退。共和党からの指名獲得に至った。

選挙期間中の9月には、甲状腺がんの診断を受けたと発表。手術によって甲状腺と周囲のリンパ節を切除したと明らかにした。

候補者同士の討論では、識字率向上を念頭に置いた自身の教育プランなどを主要な争点に掲げた。また州所得税の段階的な廃止にも前向きな姿勢を示したが、具体的な時期については明言しなかった。

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