ブリンケン米国務長官、化学兵器の使用は「確認できず」

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ホワイトハウスで国連関係者らと会合を行うブリンケン米国務長官(中央)/Stefani Reynolds/Pool/AFP/Getty Images

ホワイトハウスで国連関係者らと会合を行うブリンケン米国務長官(中央)/Stefani Reynolds/Pool/AFP/Getty Images

(CNN) 米国のブリンケン国務長官は13日までに、ウクライナで化学兵器が使われたかどうかについて確認できていないと明らかにした。しかし、ブリンケン氏は、ロシア軍が暴動鎮圧用のさまざまな化学物質を使用する可能性があるという信頼できる情報を米国が入手していたとも述べた。

ブリンケン氏によれば、その中には、マリウポリ制圧のための攻勢の一環として、ウクライナの兵士や民間人を弱らせたり行動不能にしたりするための強力な症状を引き起こす、化学物質と催涙ガスを混ぜたものに関する情報もあった。

ブリンケン氏は、実際に何が起きたのかについて見極めるためにパートナーと直接対話していると述べた。

国務省のプライス報道官は12日、米国がウクライナに対して、化学兵器使用の可能性から自身を保護するための装備を提供したと明らかにした。

プライス報道官によれば、米国は、ウクライナが行う化学物質の使用の可能性についての調査について、支援する準備を進めている。

マリウポリの一部で化学物質が関与した攻撃が行われた可能性があるとの報告が出ているが、マリウポリ当局はそうした攻撃について確認できていないとしている。

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