デモ隊を銃で威嚇した夫婦、知事が恩赦 米ミズーリ州

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米ミズーリ州で、自宅前を通るデモ隊に銃を向けて威嚇し有罪を認めていた夫婦に対し、知事権限で恩赦が与えられた/Laurie Skrivan/St. Louis Post-Dispatch/TNS/Sipa USA

米ミズーリ州で、自宅前を通るデモ隊に銃を向けて威嚇し有罪を認めていた夫婦に対し、知事権限で恩赦が与えられた/Laurie Skrivan/St. Louis Post-Dispatch/TNS/Sipa USA

ワシントン(CNN) 米ミズーリ州のパーソン知事(共和党)は3日、同州セントルイスで昨年、自宅前を通るデモ隊に銃を向けて威嚇し、6月に有罪を認めていた夫婦に対し、知事権限で恩赦を与えたことを明らかにした。

マーク・マクロスキーさんと妻のパトリシアさんは昨年6月に自宅前で、当時のセントルイス市長宅へ向かうデモ隊に銃を向けた姿の動画がSNS上で拡散し、注目を集めた。

マークさんは暴行罪で有罪を認めて罰金750ドル(約8万2000円)、パトリシアさんは嫌がらせの行為を認めて罰金2000ドルを言い渡された。2人は司法取引の一環として、ライフルとけん銃の引き渡しに同意していた。

マークさんは昨年7月、CNNとのインタビューで、デモ隊に踏みつけられて殺されるという恐怖が差し迫っていたと話した。

マークさんはその後、この件で高まった知名度を利用して上院選への出馬を表明した。選挙運動のサイトには、自宅前でライフルを構える写真が大きく掲げられている。

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