山火事が迫る街、空から大きな灰の塊も 米カリフォルニア州

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山火事が迫る米カリフォルニア州の街の空が灰に覆われた/Morgan Baleai

山火事が迫る米カリフォルニア州の街の空が灰に覆われた/Morgan Baleai

(CNN) 米カリフォルニア州中部のナパ郡からソノマ郡にかけて、山火事が急激に拡大している。ソノマ郡の最大都市サンタローザの住宅地では、空から大きな灰の塊が降ってきたという。

山火事は発生から48時間のうちに約1万5000ヘクタールの規模に拡大し、数千人の住民が避難を強いられている。

サンタローザに住む女性は28日、CNNとのインタビューで、大きな灰の塊を少なくとも2つ目撃したと語った。

27日に自宅前で撮影したという写真には、道路に落ちた灰の塊が写っていた。「最初はだれかのかつらのように見えた」と話す。もう一つの大きな塊は28日午後、庭の木にかかっているのが見つかった。

道路に落ちた灰の塊/Morgan Baleai
道路に落ちた灰の塊/Morgan Baleai

女性によると、この地区では山火事が発生した27日以降、焦げた木の葉や白い灰が降り続けている。車の中から撮ったという2枚目の写真では、フロントガラスが灰に覆われていた。

女性の自宅は今のところ避難対象地区から外れている。しかし一家は3年前の山火事で避難した経験を基に重要書類や思い出の品をまとめ、27日深夜から車に積み込み始めた。「ぎりぎりまで待って、避難指示が出たらそれに従うつもり」だという。

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