米政府、外国人入国者のコロナワクチン義務付けを12日に解除

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ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港/Yuki Iwamura/AFP/Getty Images

ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港/Yuki Iwamura/AFP/Getty Images

(CNN) 米国土安全保障省は1日、外国人入国者に対する新型コロナウイルスワクチン完全接種の義務付けを12日から解除すると発表した。

ワクチンの義務付け解除は、公衆衛生上の緊急事態宣言が終了し、空の旅に対する大統領令が解除されることに伴う措置。

旅行業界はこの発表を歓迎し、米旅行業界団体は「ワクチン義務付けの解除は、多くの国際旅行者の入国を妨げていた重大な障壁を緩和するもので、我々の業界と我が国を前進させる」とするコメントを出した。

スポーツ界にも大きな影響が及ぶ可能性がある。男子テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)は、ワクチン義務付けに阻まれて米国で行われる大会の欠場を強いられていた。

米テニス協会はCNNに寄せた声明で「ノバクが米国に入国して2023年の全米オープンに出場できることを期待する。彼はファンに愛される偉大なチャンピオンであり、今年の大会では彼を歓迎したい」とコメントした。

パンデミック(世界的大流行)を脱する動きは米国でも世界でも相次いでいる。

米国の公衆衛生上の緊急事態宣言は11日で終了する。米疾病対策センター(CDC)は、地域ごとの感染状況に関する報告を中止する。

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