メタの「スレッズ」ユーザー1億人突破、ツイッターは急落

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ツイッター対抗の新アプリ「スレッズ」のユーザーは、提供開始から1週間足らずで1億人を突破した/Jaap Arriens/NurPhoto/Shutterstock

ツイッター対抗の新アプリ「スレッズ」のユーザーは、提供開始から1週間足らずで1億人を突破した/Jaap Arriens/NurPhoto/Shutterstock

ワシントン(CNN) SNS大手メタのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は10日、ツイッター対抗の新アプリ「スレッズ」のユーザーが、提供開始から1週間足らずで1億人を突破したと発表した。

一方で、米インターネットサービス大手のクラウドフレアなどの調査によれば、ツイッターの利用数は過去数日の間に目に見えて減った。

ツイッターのトラフィック数は数カ月前から減少傾向にあった。しかしここ数日で減少ペースが加速していると調査会社は指摘する。この動向はスレッズに対する関心の高さと、ツイッターからスレッズへの大量移動が起きていることをうかがわせる。

ツイッターにコメントを求めたがすぐには返答はなかった。

クラウドフレアは9日、ツイッターの人気度を他のウェブサイトと比較した図を公表した。それによると、1月の時点で32位だったツイッターは2月になると34位に落ち込み、春にかけては35~37位で推移していたが、7月初旬には40位まで急落した(クラウドフレアは人気度を「特定の時間単位でドメインを参照したユーザー集団の規模」と定義している)。

スレッズはスタート時点で有名人多数がアカウントを開設しており、その後もキム・カーダシアン氏、ジェフ・ベソス氏などの著名人が利用を開始。イーロン・マスク氏の自家用機を追跡していてツイッターの利用を禁止されたアカウントもスレッズに加わった。

ネットメディアのアクシオスは先週の時点で、米議員も100人以上がスレッズにユーザー登録したと伝えた。一方、世界の指導者はまだほとんど登録していない様子だった。

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