高浜原発に再稼働差し止めの仮処分 福井地裁

福島第一原発にロボット投入

東京(CNN) 関西電力高浜原子力発電所3、4号機の周辺住民らが再稼働差し止めを求めた仮処分申請で、福井地裁は14日、住民側の主張を認め、再稼働を禁止する決定を下した。

日本では福島第一原子力発電所事故の後、国内48基の全原発が停止している。原子力規制委員会は高浜原発と鹿児島県の九州電力川内原発について、再稼働に向けた新規制基準に適合しているとの判定を出していた。

高浜原発の周辺住民らは、強い地震が発生した場合の安全性が確保されていないと主張し、再稼働の差し止めを求めていた。

福島地裁の裁判長は、新規制基準が「緩やかにすぎ、合理性を欠く」との判断を示した。これに対し関西電力は「当社の主張を理解いただけず遺憾」として、不服申し立ての手続きを取ると表明した。

日本は原発停止にともない、火力発電のための燃料を大量に輸入し続けている。安倍首相は景気回復のために燃料費の削減が不可欠だとして、原発再稼働の推進を訴えてきた。

日本に進出する外国企業のコンサルティングを手掛けるアジア・ストラテジー社のキース・ヘンリー氏は、地裁の決定について「安倍首相への打撃になった。もはや政治の問題ではなく司法の問題なので、政府は何もできない」と指摘した。

菅官房長官は14日の記者会見で「再稼働を進める方針に変わりはない」と強調した。

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