アザラシがヒレをたたく行動の撮影に成功 野生では初

ヒレをたたく野生のアザラシ、撮影に初めて成功

(CNN) 野生のアザラシがヒレを打ち合わせて音を出す行動を、英国の海洋生物学者が初めて撮影した。

豪モナシュ大学が率いる国際共同研究の一環として、英ニューカッスル大学のベン・バービル博士が、イングランド北東沖のファーン諸島付近でハイイロアザラシの姿をカメラに収めた。研究の成果は3日発行の専門誌「海洋哺乳(ほにゅう)類科学」に発表された。

人工飼育のアザラシがヒレをたたく行動は知られているが、野生のアザラシではこれまで記録されていなかった。バービル博士は17年間にわたって撮影を試みた末、2017年10月に成功したという。

雄のアザラシは繁殖期の間、ライバルの雄を撃退するために水中で高周波の大きな音を出すとされる。これは鳴き声の一種と考えられていたが、同博士の映像からヒレをたたく音であることが確認された。

共同研究を率いたデービッド・ホッキング博士は、ヒレをたたくのはハイイロアザラシにとって重要な社会的行動のようだと指摘。人間の活動による騒音で音が伝わりにくくなれば、繁殖の成功率や存続自体に影響する可能性もあると主張した。

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