独サッカースタジアム近くで不発弾発見、2次大戦時の米爆弾

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不発弾処理のための避難範囲からわずかに外れたマインツ05のホームスタジアム/Neil Baynes/Getty Images

不発弾処理のための避難範囲からわずかに外れたマインツ05のホームスタジアム/Neil Baynes/Getty Images

(CNN) ドイツ南西部のマインツ市は市内のサッカースタジアム近くで第2次世界大戦時の米国製の不発弾が見つかり、26日に信管除去などの作業を実施したと発表した。

この作業のため現場周辺の住民約3500人が退避する影響を受けたとみられる。処理作業に要する時間の長さは不明。

市の声明によると、この爆弾の重さは約500キロで、建設工事を進めていた際の24日に発見された。現場はサッカーのドイツ1部リーグ(ブンデスリーガ)所属のマインツ05の本拠地スタジアムの近くだった。

発見場所から半径750メートル内の住民に避難指示が出されたが、同スタジアム「メーバ・アレーナ」はこの範囲内からわずかに外れる地点に位置していた。

マインツ05が28日に予定する対FCケルン戦は予定通り実施される見通し。リーグの順位で共に下位に低迷する両チームにとっては、2部リーグへの降格を回避するための重要な試合となる。

2次大戦時の不発弾の埋没などはドイツでは珍しくない。建設工事が計画された場合、立地場所の安全性を確認するため民間企業の爆弾処理チームを雇うこともしばしばある。

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