アンジェラ・ヒューイットさん愛用のピアノ、業者が誤って破壊

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ピアニスト、アンジェラ・ヒューイットさん愛用のピアノ「ファツィオリF278」/Lorenzo Dogana

ピアニスト、アンジェラ・ヒューイットさん愛用のピアノ「ファツィオリF278」/Lorenzo Dogana

(CNN) 著名なピアニスト、アンジェラ・ヒューイットさんが愛用していたグランドピアノをレコーディングスタジオから移動させる際、業者が誤って落下させてしまい、壊れてしまったことがわかった。ヒューイットさんがフェイスブックへの投稿で明らかにした。専門家によれば、壊れたピアノは希少で、15万ポンド(約2100万円)するとみられている。

ヒューイットさんによれば、独ベルリンでベートーベンの曲の録音を終えた直後、業者がスタジオのコントロールルームに入ってきて、「ファツィオリ」のピアノを落としてしまったと告げたという。あまりにショックだったため、今回の出来事を公表するまでに10日間かかったとしている。

ヒューイットさんによれば、愛用のファツィオリF278は世界で唯一、ペダルが4つあるものだった。「わたしはこのピアノを崇拝していた。わたしの親友であり、最高の仲間だった。望んだすべてのことができるよう可能性をくれた。もはや、そうではない」

骨組みやふたなどが壊れ、ファツィオリ社のオーナーで、エンジニア、ピアニストでもあるパオロ・ファツィオリさんから修復できないと告げられたという。

ヒューイットさんによれば、このピアノはイタリアの自宅に置いてあり、17年にわたって、ほとんどすべてのレコーディングで使用したという。

英ロンドンのマークソン・ピアノズの試算によれば、新品のファツィオリF278の価格は15万ポンドだという。

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