ホホジロザメ4頭、米東海岸沖で相次ぎ観測 メモリアルデー連休控え

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ニューヨーク州ファイアー島から見た大西洋=2021年12月/J. Conrad Williams Jr./Newsday RM/Getty Images

ニューヨーク州ファイアー島から見た大西洋=2021年12月/J. Conrad Williams Jr./Newsday RM/Getty Images

(CNN) 観光客でにぎわうメモリアルデーの連休を前に、米ニューヨーク州やニュージャージー州の沿岸付近で4頭のホホジロザメが相次いで観測された。

オスのホホジロザメ4頭は、海洋生物を調査している非営利組織のOCEARCHが検知した。同団体はサメの回遊パターンを調べる目的で各個体に追跡装置を取り付けており、サメが境界を越えると信号が送られる。

体長約2.7メートル、体重約200キロの「サイモン」の信号は、5月2日にニューヨーク沖のファイアー島付近から発信された。サイモンは過去105日間で2400キロあまりを移動していた。

15日には体重約180キロ、体長約2.6メートルの「ジキル」がニューヨーク州ロングアイランド沖から信号を発信。続いて17日には体重約272キロ、体長約2.9メートルの「ケジ」の信号が届いた。

体重約178キロ、体長約2.8メートルの「フロスティ」は、21日にロードアイランド州沖で信号を発信した。

4頭とも年間の回遊パターンに沿って、フロリダ州沖から米北東部やカナダ沖へ移動していると思われる。

サメは一般的に、夏の間は餌が豊富な米東海岸やカナダ沖で過ごし、冬になると南へ戻る。

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