ボリビア、イスラエルと断交 パレスチナ人への「人道に対する罪」

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(CNN) 南米ボリビアは10月31日、イスラエルとの国交を断絶すると発表した。理由として、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエルとの戦争をきっかけに起きている「パレスチナ人への人道に対する罪」を挙げている。地元国営メディアABI通信が伝えた。

暫定外相を務めるプラダ大統領府相が断交を発表した。発表の前日には、ボリビアのアルセ大統領がパレスチナの駐ボリビア大使と会談していた。

ABIによれば、ボリビアはガザに人道支援物資を届ける準備を行っている。

ボリビアの国連大使は31日、国連の緊急会合で、自国の姿勢を改めて表明し、「パレスチナ人の権利の側にいる」と述べた。

大使は、イスラエルが人命や国際法、国際人道法を尊重しない国家であると考えたため断交を決断したと説明した。

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