航空機が高速道路に墜落、10人死亡 道路上の車両巻き添え マレーシア

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墜落現場となったマレーシア首都クアラルンプールの高速道路/Muhammad Lutfi/AFP/Getty Images

墜落現場となったマレーシア首都クアラルンプールの高速道路/Muhammad Lutfi/AFP/Getty Images

(CNN) マレーシアの首都クアラルンプール北部で17日、高速道路にチャーター機が墜落する事故があり、少なくとも10人が死亡した。

マレーシア民間航空局によると、乗客6人と乗員2人を乗せた同機はランカウイ島の空港を出発し、スルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港へ向かっていた。

同空港の管制塔には現地時間の午後2時47分、同機から連絡が入り、同2時48分に着陸を許可した。同2時51分、管制塔は墜落現場からの煙を確認したが、同機からの救難信号はなかったとしている。

現場には墜落した機体の破片が散在している/Muhammad Lutfi/AFP/Getty Images
現場には墜落した機体の破片が散在している/Muhammad Lutfi/AFP/Getty Images

国営紙が警察の話として伝えたところによると、同機はそれぞれ1人が乗った車とバイクに突っ込んだ。

現場では遺体を回収する作業が行われており、遺体は首都近郊の病院に運んで検視や身元確認を行う。

チャーター機に乗っていた8人全員の死亡が確認された/Vincent Thian/AP
チャーター機に乗っていた8人全員の死亡が確認された/Vincent Thian/AP

記者会見した運輸相は、墜落について調査を行っていると述べ、「生存者はいない」と説明。「(道路上の)犠牲者も身元を確認する必要がある」とした。

現地メディアが撮影した映像や写真には、道路の焼け焦げた区画が封鎖され、煙が立ち上る様子が映っている。

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