シドニー発のマレーシア機が引き返す 迷惑行為の乗客を逮捕

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14日、シドニー国際空港を出発したマレーシア航空機が乗客の迷惑行為によって途中で引き返した/Edgar Su/Reuters

14日、シドニー国際空港を出発したマレーシア航空機が乗客の迷惑行為によって途中で引き返した/Edgar Su/Reuters

(CNN) 14日にオーストラリアのシドニー国際空港を出発したマレーシア航空機が途中で引き返し、迷惑行為の疑いで乗客の男(45)が逮捕された。オーストラリア連邦警察が同日発表した。

容疑や経緯の詳細は公表されなかった。

警察によると、緊急対応措置が取られ、ほかの乗客と乗員は安全確認後に全員避難した。

乗客の1人が旧ツイッターの「X」に投稿した話によると、容疑者は機内で乗客や乗員を脅し始めたとされる。

マレーシア航空はCNNへの声明で、乗客194人、乗員5人を乗せた便で乗客の迷惑行為があり、機長が安全確保のために引き返す決断を下したと説明。離陸から2時間後の午後3時47分に無事着陸したと述べた。

空港によると、国内線の発着便各16本がキャンセルされ、ほかの便にも最大90分の遅れが出たが、国際線への影響はなかった。

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