米英首脳、関係強化で一致 トランプ氏が国賓で訪英へ

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相違点も見られた?

相違点も見られた?

拷問を支持するトランプ大統領の発言については、保守党幹部を含む英議会議員からメイ首相が非難すべきだとの声が上がっている。この点、メイ氏は明言を避けたが、トランプ氏は拷問を支持する考えを改めて表明した。ただ、法令に従い対応すると明言するマティス国防長官の判断に従うとも述べた。

また、トランプ氏が「時代遅れ」と評してきたNATOについて、メイ氏はトランプ氏が「NATOに100%賛成している」と発言する一方で、トランプ氏は立場を変えたことを否定した。

メイ氏は米政府と意見の相違があってもそれを発信していくと表明。「両国の意見が一致しないときもあるだろう。英米間の特別な関係の要は両国が開かれた率直な議論を行うことだ」と述べた。

通商関係については、トランプ大統領は環太平洋経済連携協定(TPP)からの離脱を表明し、2国間での貿易関係の構築を模索している。トランプ、メイ両氏とも貿易協定の締結に向けた作業を始めたい考えを示したが、公式の交渉開始は英国が欧州連合(EU)から離脱した後となる。

メイ首相は両国の国益に合致するような合意に向けた高官級の協議の進め方について、今後トランプ氏と議論すると述べた。

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