フィリピンで豪雨続く、死者8人に 28万人避難

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小学校に避難してきた人々=マニラ北東のマリカナ市

小学校に避難してきた人々=マニラ北東のマリカナ市

(CNN) フィリピンのマニラ首都圏などを襲っている大規模洪水で、同国の国家災害対策当局は22日までに、犠牲者は8人に増え、住民ら28万人以上が自宅などから避難したと報告した。同国北部では21日も豪雨が続いた。

死者はいずれもマニラがあるルソン島で発生したもので、大部分は水死だった。4人が行方不明で、41人が負傷した。

国連人道問題調整事務所によると、マニラ首都圏では20日の時点で、最大6割の地区で洪水が発生。その後水がひき、浸水被害は約2割の地区に減少した。マニラ首都圏の住民は約1200万人。

豪雨はモンスーン(季節風)に伴うものだが、洋上の熱帯暴風雨にもあおられて激しさを増し、道路や建物が浸水した多くの地区で市民生活が麻痺(まひ)している。空や陸の交通網にも支障が出て、学校や企業、緊急時の対応機関を除く政府省庁も閉鎖に追い込まれた。

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