キャンプ中の子ども、ピューマに襲われ負傷 米オリンピック国立公園

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
米オリンピック国立公園内で、母親とキャンプをしていた8歳児がピューマに襲われて負傷した/Wolfgang Kaehler/LightRocket/Getty Images/FILE

米オリンピック国立公園内で、母親とキャンプをしていた8歳児がピューマに襲われて負傷した/Wolfgang Kaehler/LightRocket/Getty Images/FILE

(CNN) 米北西部ワシントン州のオリンピック国立公園内で29日夕方、母親とキャンプをしていた8歳児がピューマに襲われて負傷した。

米国立公園局の発表によると、母子は園内のキャンプ場に滞在していた。母親が叫び声を上げると、ピューマはあっけなく逃げ去ったという。

公園のスタッフは午後6時半ごろに連絡を受け、ただちに出動した。子どもは軽傷を負い、詳しい診断のため病院へ運ばれた。

キャンプ場の利用客は全員避難し、周辺の区域は当分の間、立ち入り禁止となった。近くのハイキングコースも閉鎖された。

襲撃したピューマを捜すため、専門家のチームが現地へ向かった。見つかったら安楽死処分のうえ、解剖する予定。ピューマが人間に遭遇したり、襲ったりするのは非常にまれなケースであることから、解剖によって原因の手掛かりを探るという。

ワシントン州当局によると、州内には現在、1900~2100頭のピューマが生息しているが、人間が襲われる確率は落雷に遭う確率の1000分の1とされる。ただし州の住民やアウトドア人口が増えるにつれて、遭遇の場面は増えることが予想される。

「米国」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]