トランプ氏、ロシアのシリア空爆は「構わない」

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ロシア軍のシリア空爆はあくまでもISISを標的としたものだと語るトランプ氏

ロシア軍のシリア空爆はあくまでもISISを標的としたものだと語るトランプ氏

ニューヨーク(CNN) 2016年米大統領選の共和党候補指名争いでトップを走るドナルド・トランプ氏はこのほど、ロシア軍のシリア空爆は過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」を狙ったもので問題はないとの見方を示した。

同氏は先月30日に行われたCNNとのインタビューで「ロシアはわが国の大統領に敬意を払っていない。われわれアメリカ人に対する敬意もない。ロシアがこれ(空爆)をやっている理由はそこにある。一方で、もしロシアがISISを攻撃したいなら、私はそれで構わない」と語った。

米高官はロシアによる空爆の意図に疑念を抱いている。カーター米国防長官は、空爆は「ISISの部隊がいないであろう地域」で行われたとの見方を示している。

だがトランプ氏はロシアの目標はISIS追撃であり、米国は「世界の警察」になろうとすべきではないと考えている。

同氏は「聞くところによるとロシアは(ISISとそれ以外の反政府勢力の)どちらも攻撃している。介入の理由の1つは、ISISが自国に入ってくるのを防ぎたいというものだろう」と述べた。

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