トランプ氏経営のホテルでハッキング、客のカード情報漏出か

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トランプ氏経営のホテルチェーンがハッキング攻撃の標的に

トランプ氏経営のホテルチェーンがハッキング攻撃の標的に

ニューヨーク(CNNMoney) 来年の米大統領選の共和党指名候補争いに名乗りを上げた実業家ドナルド・トランプ氏が経営するホテルチェーンは1日までに、米国とカナダで展開する系列ホテルのコンピューターネットワークに不正侵入があり、顧客のクレジットカードのデータが盗まれた可能性があると明らかにした。

ハッキング攻撃は過去1年続いていたともみられる。同ホテルチェーン「トランプ・ホテル・コレクション」は昨年5月19日から今年6月2日までの間に系列ホテルに投宿した利用者に被害が出た可能性があるとも述べた。

ただ、第三者機関による調査では特定の顧客のクレジットカードの情報が漏出したことを断定は出来なかったという。

攻撃を受けたのはニューヨークの2カ所のホテルに加え、シカゴ、ホノルル、ラスベガス、マイアミやカナダ・トロントにあるホテル。ウイルスなど悪意あるソフトウエアであるマルウエアを使って料金支払いネットワークに侵入し、クレジットカードの番号、有効期限やセキュリティーコードなどを盗んだ疑いがある。

同ホテルチェーンは今回のハッキング被害を受けた顧客に1年間無料の個人情報漏洩(ろうえい)保護のサービス提供を申し出ている。

米企業では近年、ハッキング攻撃の被害が目立っている。過去2年を見ただけでも、アルバートソンズ、ホーム・デポ、マイケルズ、ニーマン・マーカスやターゲットなどの企業が狙われて、支払い関連データが盗まれていた。

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