「ひき肉に刃物忍ばせた」、容疑者が認める NY脱獄

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「ひき肉の中に刃物」 容疑者認める

(CNN) 米ニューヨーク州の刑務所から受刑者2人が脱獄、逃走している事件で、脱獄に加担した疑いで逮捕された刑務所職員が、獄中の2人にのこぎりの刃を届けるため、冷凍したひき肉の中に忍ばせていたことを認めた。捜査当局者が23日、CNNに語った。

殺人罪で服役していたリチャード・マット(49)、デービッド・スウェット(35)の両容疑者は今月6日、同州北東部ダニモラのクリントン刑務所から壁に穴をあけるなどして脱出し、現在も行方が分かっていない。

ジョイス・ミッチェル容疑者(51)は刑務所内の縫製部門に勤務していた。情報筋によると、同容疑者は看守の1人にひき肉を渡し、マット受刑者に届けるよう頼んだ。看守は刑務所のルールに反して、金属探知機を通さずにひき肉を持ち込んだ。

この看守は現在、有給の停職処分を受けている。担当弁護士によると、ひき肉の中に何かが入っているという認識はなかったという。両受刑者の脱獄計画にも気づいていなかったと主張している。

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