米民主党大会最終日、銃撃から生還のギフォーズ元議員が演説

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乱射事件で負傷のギフォーズ元議員が演説 米民主党大会

米ノースカロライナ州シャーロット(CNN) 米ノースカロライナ州シャーロットで開かれている民主党の全国大会は最終日の6日、再選を目指すオバマ大統領が大統領候補として指名受諾演説を行う。これに先立ち、昨年の銃撃事件で重傷を負い、今年1月に引退したガブリエル・ギフォーズ元下院議員が登場し、聴衆の感動を誘った。

ギフォーズ氏は2011年1月にアリゾナ州で起きた銃乱射事件で頭部に重傷を負い、リハビリに専念するため今年1月に引退した。

6日の党大会では友人のデビー・シュルツ下院議員に付き添われて登壇。聴衆は総立ちになって盛大な拍手でギフォーズ氏を迎え、「ガビー、ガビー」の声援は1分以上も続いた。

壇上のギフォーズ氏は、後遺症の残る右手を左手で支えながら胸に当て、はっきりした力強い声で忠誠の誓いを読み上げた。ステージから降りる際は投げキスも見せ、再び盛大な拍手と歓声を誘った。

ステージ裏では夫のマーク・ケリー氏が抱擁とキスで妻を出迎えた。

ギフォーズ氏が負傷したアリゾナ州の銃乱射事件では、9歳の少女を含む6人が死亡、12人が負傷している。逮捕・起訴された男は今月に入り、起訴事実を認めた。

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