マイクロソフト、時価総額世界一に アップル抜く

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マイクロソフトがアップルを抜いて時価総額の世界首位となった/Jeenah Moon/Bloomberg/Getty Images

マイクロソフトがアップルを抜いて時価総額の世界首位となった/Jeenah Moon/Bloomberg/Getty Images

ニューヨーク(CNN) 米マイクロソフト(MS)が時価総額世界一の座に返り咲いた。

同社の株価は12日、388.47ドルで終了。時価総額は2兆8900億ドル(約419兆円)となった。一方でアップルの株価は185.92ドルで終了し、時価総額は2兆8700億ドルだった。

過去10年間の大半で、MSはアップルの後塵(こうじん)を拝していた。

時価総額首位の奪還には、生成AI(人工知能)の成功が寄与した。

昨年、MSのナデラ最高経営責任者(CEO)は、AI分野への巨額の投資を敢行。ライバル企業に先駆け、自社製品に対話型AI「チャットGPT」のようなツールを導入するなどした。

これに対しアップルは、現在多くの問題に直面している。具体的には主力商品のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の売り上げ低迷などで、これには中国政府が購入の規制に動いているとする報道の影響もあるとみられる(中国政府は現時点でのいかなる規制の施行も否定した)。

アップル製品の不振は、中国のスマートフォンメーカー、ファーウェイのシェア拡大を促す結果ともなっている。

MSはコメントを控えた。アップルはCNNからのコメント要請に返答していない。

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