中国当局、ゲーム配信大手「闘魚」のCEOを拘束

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2019年にニューヨークで撮影された「闘魚」の陳少傑CEOの画像/Stringer/Imagine China/Reuters/File

2019年にニューヨークで撮影された「闘魚」の陳少傑CEOの画像/Stringer/Imagine China/Reuters/File

香港(CNN) 中国のゲーム映像配信大手「闘魚(ドウユウ)」の陳少傑・最高経営責任者(CEO)が今月、当局に拘束されたことが分かった。

闘魚は21日、陳氏が16日前後に四川省成都市で拘束されたことを明らかにした。同社には20日に通知があったが、拘束の理由は知らされていないという。

同社は陳氏の拘束や今後の司法、捜査手続きが、業務に多大な影響を及ぼす可能性を指摘した。

陳氏をめぐっては、中国の国営メディアが今月、連絡が途絶えていると報道。未確認情報として、同氏が捜査対象となり、3週間近く前から行方不明になったと伝えていた。

中国のサイバースペース管理局は今年5月、闘魚にポルノやわいせつなコンテンツなどの「重大な問題」があるとして、立ち入り検査を実施していた。

昨年12月には闘魚にアカウントを持つ3人が、オンライン・ギャンブルを運営した罪で最大禁錮6年の刑を言い渡された。

中国当局は最近、国内の実業家に対する締め付けを強めている。今年初めからこれまでに、IT、金融、不動産業界の企業幹部ら十数人が行方不明になったり、汚職容疑で捜査を受けたりしている。

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