ユーチューブCEOが退任、グーグル最初期のメンバー

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退任を発表したウォジスキ氏/Hollie Adams/Bloomberg/Getty Images

退任を発表したウォジスキ氏/Hollie Adams/Bloomberg/Getty Images

(CNN) 米動画投稿サイト「ユーチューブ」のスーザン・ウォジスキ最高経営責任者(CEO)は16日、9年間務めた同職を退任すると発表した。

ウォジスキ氏はブログに「自分の家族、健康、個人プロジェクトに集中する新たな章の始まり」を計画していると記した。

ウォジスキ氏はユーチューブの親会社グーグルの最初期のメンバーの一人。グーグル創業者のラリー・ペイジ氏とセルゲイ・ブリン氏はカリフォルニア州にあるウォジスキ氏のガレージで検索エンジンを作った。ウォジスキ氏はグーグル16人目の従業員となり、25年近く働いた。

ページ、ブリン両氏は「スーザンはグーグルの歴史の中で特別な存在で、あらゆるところで人々が使う製品に最も素晴らしい貢献をした。この25年間で行ったことすべてに感謝する」との声明を出した。

後任のCEOには現最高製品責任者(CPO)のニール・モハン氏が就く。

ウォジスキ氏は、ショート動画やストリーミング、サブスクリプション、人工知能(AI)など、ユーチューブの最も刺激的な機会はこれから訪れると述べ、ニール氏を「我々を率いていく適切な人物」と評した。

ウォジスキ氏はインターネットがソーシャルメディアへとシフトしていく中でユーチューブの舵(かじ)取りを担った。同時に誤情報やヘイトスピーチなどの有害コンテンツの拡散で、ネット上のプラットフォームに対する世間の目が厳しさを増した時代でもあった。

同氏は退任後もユーチューブの一部チームと仕事を続け、グーグルのスンダー・ピチャイCEOへの助言も行うという。

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