マイケル・ジョーダン氏、難病の子どもの支援団体へ13億円超寄付 60歳の誕生日に合わせ

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マイケル・ジョーダン氏が13億円超を支援団体へ寄付することがわかった/Franck Fife/AFP/Getty Images

マイケル・ジョーダン氏が13億円超を支援団体へ寄付することがわかった/Franck Fife/AFP/Getty Images

(CNN) 米プロバスケットボール協会(NBA)で殿堂入りを果たした元スター選手のマイケル・ジョーダン氏が、米ボランティア団体「メイク・ア・ウィッシュ」に対し、個人として史上最高額となる1000万ドル(約13億4000万円)の寄付を行うことが分かった。

同団体が15日に発表した。同団体は設立から43年、難病の子どもたちの支援に取り組んでいる。上記の寄付は、個人によるものとしてはこれまでで最高額になる。

17日に60歳の誕生日を迎えるジョーダン氏は声明で、「過去34年間、メイク・ア・ウィッシュと協力して、大変多くの子どもたちに笑顔と幸福を届ける手助けができたのを誇りに思う」「人生でこれほどつらい時期を過ごす子どもたちの強さ、逆境を跳ね返す力を目の当たりにするたび、本当に感銘を受けている。人々が共にメイク・ア・ウィッシュを支援してくれたら、自分にとってこれ以上の誕生日プレゼントは考えられない。そうすればどの子どもたちも、願いがかなうという魔法を経験することができる」とつづった。

ジョーダン氏が初めてメイク・ア・ウィッシュに寄付をしたのは1989年。以来世界中の子どもたちに向けた寄付を数多く行っていると、同団体は説明する。

2008年にはその功績によってメイク・ア・ウィッシュのアンバサダーに任命された。

メイク・ア・ウィッシュの社長兼最高経営責任者(CEO)を務めるレスリー・モッター氏は、誕生日という機会に史上最高額の寄付をするというジョーダン氏の行動について、本人の人格と難病の子どもたちに対する献身とが表れているとコメント。世間もこれに触発され、子どもたちの支援に乗り出してくれるのを期待すると述べた。

NBAで15シーズンプレーしたジョーダン氏は、最優秀選手(MVP)賞を5度獲得。チームを6度の優勝に導き、03年に現役を引退した。

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