米民主党にサイバー攻撃、ロシア政府系のハッカーか

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米民主党全国委員会のコンピューターがハッキングの被害に遭った

米民主党全国委員会のコンピューターがハッキングの被害に遭った

どちらの集団も互いの動きについては知らなかった可能性が高いという。両集団はこれまでも、ロシアにとって戦略的重要性を持つ諸外国の国防、政治機関に対する攻撃を繰り返してきた。

DNCのシュルツ委員長は声明で「システムのセキュリティーは委員会にとっても関係先にとっても非常に重大な問題だ」と述べ、「侵入に気付いた時点でただちにクラウドストライクに連絡し、できる限り迅速に対策を取った」と強調した。

民主党の大統領候補、ヒラリー・クリントン国務長官は、この件については公になるまで知らなかったと述べた。クリントン陣営のシステムにハッカーが侵入した形跡はないとしたうえで、「ロシアにしろ中国やイラン、北朝鮮にしろ、我が国から情報を盗み出して自分たちの利益になるように使おうとする国が増えるのを放置するわけにはいかない」と強調した。

クラウドストライクによると、同社は連邦捜査局(FBI)と協力態勢を取っていないが、DNCは接触を持っているとみられる。CNNはFBIとトランプ陣営にコメントを求めたが、回答は得られていない。

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