ツイッター、公開価格26ドルに 1800億円調達へ

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ニューヨーク(CNNMoney) 短文投稿サイトを運営する米ツイッターは6日、新規株式公開(IPO)時の公募価格を1株当たり26ドル(約2560円)に設定したと発表した。ニューヨーク証券取引所(NYSE)での取引開始は7日になる。

ツイッターは当初、米証券取引委員会(SEC)に提出した書類で17~20ドルの公募価格を予定していることを明らかにしていたが、4日には予定価格を23~25ドルに引き上げていた。

これにより、ツイッターの時価総額は142億ドル(約1兆4000億円)となる。同社は上場で7000万株を売り出し、18億ドル(約1800億円)を調達する意向だ。

フェイスブックなど上場を果たした多くのインターネット関連企業の例に漏れず、ツイッターのビジネスモデルも広告収入に依存している。

だが現在のところ、ツイッターは利益を上げるに至っていない。2012年の売り上げは3億1700万ドルに伸びたが、それでも7940万ドルの赤字に終わった。

今年1~9月の売り上げは4億2200万ドルに増加。だが赤字も1億3400万ドルに増えている。

個人で最大の株主は、株式の12%を保有する共同創業者のエバン・ウィリアムズ氏。評価額は15億ドル相当となる。

ウィリアムズ氏に続くのは、早い時期からツイッターに投資し、現在は取締役も務めるピーター・フェントン氏(評価額は8億2000万ドル)や、もう1人の共同創業者であるジャック・ドーシー氏(同6億1000万ドル)らだ。

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