映画「E.T.」から30年、出演者や監督が振り返る名場面

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スティーブン・スピルバーグ監督

スティーブン・スピルバーグ監督

スピルバーグ監督は30周年記念ブルーレイとDVDに収録されたインタビューで、1977年の「未知との遭遇」を制作中に、宇宙人が母船に置いていかれるというストーリーを思いつき、そこへ両親が離婚した幼い子どもの心情というテーマを絡めたと語っている。監督自身、15歳の時に両親の離婚を経験しており、この作品は「私が監督として手掛けた中で最も個人的な作品」だったという。

同監督はまた、トーマスさんと妹のガーティーを演じたドリュー・バリモアさん(当時6歳)、兄マイケル役のロバート・マクノートンさん(同15歳)の3人の子どもと過ごすうち、自分も父親になりたいと思うようになったとも打ち明けた。

1982年6月に仏カンヌ映画祭で開かれたプレミア上映会では、称賛の電報が何通も届き、何よりもフランスのフランソワ・トリュフォー監督から称賛されたことが印象深かったとスピルバーグ監督。米ホワイトハウスで開かれた上映会では、隣に座ったレーガン米大統領(当時)が、「口を大きく開けて目を見開いて、まるで10歳の少年のような表情だった」と振り返っている。

トーマスさんは、「撮影中は、この映画がこれほどの成功を収めるとは思っていなかった。10年ほど前になってやっと、『E.T.』はこれからもずっと残り続ける作品だと気付いた」と話している。

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