英国発、廃棄食材カフェが台頭<5> 食べても安全か?

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プロジェクトでは「賞味期限」を過ぎた食材も使われる

プロジェクトでは「賞味期限」を過ぎた食材も使われる

(CNN) アダム・スミス氏は、スーパーは農家が生産した農作物を見た目が悪いという理由で受け入れなかったり、消費者に「賞味期限」に対する恐怖心を植え付け、まだ十分に食べられる安全な食品を大量に廃棄させるなど、サプライチェーンの両側で無駄を生み出していると批判する。

前回「英国発、廃棄食材カフェが台頭<4> 『無駄で儲ける業界』」はこちら

廃棄予定の食材を使った料理を提供するカフェの世界的ネットワーク「リアル・ジャンクフード・プロジェクト(RJFP)」は、賞味期限を過ぎた食材を使った食事を提供することに誇りを持っており、公式サイトにも「人間が食べても大丈夫か否かの判断は自分たちの基準で行っている」と書かれている。

その結果、当局による抜き打ち検査を受けたり、さまざまな論議を呼んでいるが、スミス氏は、自分の主張が正しいことを証明するためならどんな結果も受け入れる覚悟だという。

スミス氏は「われわれはこれまで、全世界で50万人の人々に賞味期限の過ぎた食品を提供してきた。あとどれだけのことをすれば、それらの食品の安全性を証明できるのか」と語った。

次回「英国発、廃棄食材カフェが台頭<6> 業界や政界の取り組み」は11月24日公開

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