カップの隠し底から宝飾品、70年ぶり発見 アウシュビッツ

2016.05.21 Sat posted at 13:41 JST

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(CNN) アウシュビッツ強制収容所でナチス・ドイツにより押収されたマグカップの隠し底から、金の指輪やネックレスが発見されたことが21日までに分かった。

アウシュビッツ・ビルケナウ博物館の職員が今週、キッチン用品1万2000点の保存作業を行っている際に発見した。隠し底の中に布で丁寧にくるまれた形で隠されていた。

同博物館によると、今回発見された指輪などは、アウシュビッツ強制収容所に送られた人にとっての最後の所持品だという。

同博物館のピオトル・ツイビンスキー館長は、こうした貴重品が隠されていたことについて、収容される際に所持品が押収されるのを犠牲者が意識していたことを示すと指摘。一方で、こうした所持品が後の生活で必要になる時が来るかもしれないと一抹の希望を抱いていたことも示しているという。

同氏によれば、ナチスは収容所送りする人々に対し、単に移住するだけだと伝え、新しい場所での新生活を約束することが多かった。そのため、収容者は多少の荷物を持って行くことを許されていた。

同博物館はこれらの宝飾品にについて、収容所送りとなったユダヤ人の運命を物語るものとして、持ち主によって隠されていたのが分かるような形で収蔵する方針。


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