抗生剤投与の食肉使用状況、16社が不合格 米飲食店調査

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「A」の評価を受けたのは2社にとどまった

「A」の評価を受けたのは2社にとどまった

(CNN) 米ファストフードと飲食チェーン大手の25社を対象に実施された食肉の抗生剤使用状況に関する調査で、2社が最高のA評価を獲得する一方、16社は落第の「F」と評価されたことが21日までに分かった。

調査は食肉に対する抗生剤の過剰使用に警鐘を鳴らす目的で非営利組織(NPO)6団体が実施。2年目となる今年は前年に比べると状況が改善し、合格判定を受けたチェーン店は2倍に増えた。報告書ではこれについて、抗生剤を常用している鶏肉を供給チェーンから外す動きが進んだためと分析している。

A評価を獲得したのは前年と同様、パネラブレッドとチポトレ・メキシカン・グリルの2社だった。パネラは今年秋現在、使用している食肉の91%が抗生剤を使わずに育てられたと報告している。

サブウェイは前回の落第評価からB評価へと急浮上した。調査対象となったチェーン店の中で唯一、新たに抗生剤使用に関する方針を定め、店で出すすべての食肉に適用したことが評価された。

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