最も盗まれた車はホンダ・アコード 2010年米自動車盗難番付

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ニューヨーク(CNNMoney)  米国内で昨年報告された自動車盗難の被害件数は、ホンダの1994年型「アコード」が最も多く、市場で人気のあるホンダとトヨタの車で上位3車種を占めた。全米保険犯罪協会(NICB)のまとめで明らかになった。

アコードが首位となるのは連続3年目。今回の2位はホンダの95年型「シビック」、3位はトヨタの91年型「カムリ」だった。

4位以下には、ゼネラル・モーターズ(GM)の99年型「シボレー・シルバラード」、フォード・モーターの97年型「F―150」、クライスラーの04年型「ダッジ・ラム」と、米国メーカーのトラックが並んだ。

自動車盗難の被害は全体として減少していることも分かった。米連邦捜査局(FBI)の中間発表によると、昨年の件数は前年比7.2%減少した。この数字が確定すれば、自動車の盗難件数は67年以来最少となる。

NICBの報道担当者によれば、盗難件数の減少は、キーに電子チップを埋め込むといった防犯技術の普及が背景にあるとみられる。昨年盗まれたアコード約5万2000台のうち、4万4000台が90年代のモデルで、00年以降のモデルは5700台だった。古い車は部品の価値が高いという要因もある。中古のアコードやシビックの部品は、車をそのまま売りに出すよりはるかに高く売れるといわれる。

NICBは盗難防止策として、車から離れるときは必ずキーを抜くことをはじめ、警報装置や追跡システムを付けることなどを勧めている。

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