ゼレンスキー氏、広島は「バフムートを思い出させる」

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原爆死没者慰霊碑を訪れたウクライナのゼレンスキー大統領(左)と岸田首相=21日/Eugene Hoshiko/Bloomberg/Getty Images

原爆死没者慰霊碑を訪れたウクライナのゼレンスキー大統領(左)と岸田首相=21日/Eugene Hoshiko/Bloomberg/Getty Images

(CNN) 訪日したウクライナのゼレンスキー大統領は、視察先で見た廃虚となった広島市の写真について、激しい戦いが続くウクライナ東部のバフムートや同じように戦場となっている街や集落を思い出させるものだと述べた。

ゼレンスキー氏は記者会見で、「同じように、生きているものは残っておらず、全ての建物が破壊された」と述べた。

ゼレンスキー氏は、広島市は現在再建されているとし、ウクライナの人々は、現在は廃虚となった全ての都市、ロシアの攻撃によって無傷の住宅がひとつも残っていない全ての村の再建を夢見ていると語った。

ゼレンスキー氏は「ロシアに占領された北方の領土を奪還したように、領土を取り戻すことを夢見ている。我々はウクライナの東部と南部の領土を取り戻さなければならない」と述べた。

ゼレンスキー氏は、捕虜となった人々や追放された成人、拉致された子どもたちが返ってくることを夢見ているとし、「勝利を夢見ている。勝利の後の平和を夢見ている」と語った。

広島で開催された主要7カ国首脳会議(G7サミット)は21日に閉幕した。ゼレンスキー氏は各国首脳と対面で会談を行い、ロシアの侵攻に対抗するために引き続き団結するよう訴えた。

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