ポーランド、「ハイマース」を初受領 ロシアとの国境付近に配備へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
引き渡されたハイマースを披露する式典で演説するブワシュチャク氏=15日、ワルシャワ/Jakub Porzycki/Anadolu Agency/Getty Images

引き渡されたハイマースを披露する式典で演説するブワシュチャク氏=15日、ワルシャワ/Jakub Porzycki/Anadolu Agency/Getty Images

(CNN) ポーランドのブワシュチャク国防相は15日、高機動ロケット砲システム「HIMARS(ハイマース)」の第1弾を受け取ったと明らかにした。ハイマースはロシアとの国境付近に配備する。

ブワシュチャク氏は、ポーランド軍がハイマースを受け取ったと明らかにし、ハイマースはウクライナ軍によってその性能が証明され、ロシアの侵攻を食い止めているとした。

ハイマースは、最長300キロ飛行するミサイルの発射が可能。227ミリの誘導ミサイル6発や戦術ミサイル1発を装備できる。

今回のハイマースの納入は2019年2月の合意によるもの。ブワシュチャク氏によれば、ハイマースの新たな購入についても交渉が行われている。

今回のハイマースの納入は、ポーランド軍が数百キロ離れた場所の標的を攻撃することができる多連装ロケットシステムを装備するための第一歩となる。

ブワシュチャク氏は「我々はウクライナで起きていることを注視している。火砲はウクライナでの戦争でロシアの侵攻を撃退するために重要な役割を果たしている。そのため、ポーランド軍の強さにとって、遠距離から攻撃する能力は間違いなく重要だ」と述べた。

「ウクライナ」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]