キーウに巡航ミサイル15発、全て「撃墜」 ウクライナ軍発表

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空中で起きた爆発の様子=9日、ウクライナ・キーウ/Gleb Garanich/Reuters

空中で起きた爆発の様子=9日、ウクライナ・キーウ/Gleb Garanich/Reuters

(CNN) ウクライナ軍当局者によると、首都キーウに9日未明、ロシアから15発前後の巡航ミサイルが撃ち込まれたが、ウクライナ側は防空システムで全て撃墜した。

キーウの軍政トップ、ポプコ氏はSNS「テレグラム」に、犠牲者はゼロで被害もほとんどなかったとする暫定情報を書き込んだ。

ただし落下した残骸の影響により、民家の庭で火災が発生したという。

ポプコ氏は、ロシア軍の巡航ミサイル「X―101」「X―555」はいずれも標的に到達しなかったと述べ、「キーウの対空防衛システムがまたしても完璧に機能した」と強調した。

同氏によれば、攻撃に使われたのはカスピ海周辺から飛来したロシアの戦略爆撃機「Tu―95MS」。ロシアによるキーウへの爆撃は、今月5回目とされる。

これに先立ちキーウのクリチコ市長は、ロシアから8日未明、ウクライナ侵攻開始以降で最大規模のドローン(無人機)攻撃があったと述べていた。

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