ロシア占領のウクライナ南部メリトポリで爆発続く、停電発生

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
メリトポリ市のウクライナ側市長のイワン・フェドロフ氏。サハロフ賞の授賞式で=2022年12月14日、フランスストラスブール/Julien Warnand/EPA-EFE/Shutterstock

メリトポリ市のウクライナ側市長のイワン・フェドロフ氏。サハロフ賞の授賞式で=2022年12月14日、フランスストラスブール/Julien Warnand/EPA-EFE/Shutterstock

(CNN) ロシアが占領するウクライナ南部ザポリージャ州メリトポリで29日午前、ウクライナ軍からの攻撃があり、停電が発生した。ロシア側が任命する当局者が明らかにした。

ロシア側のザポリージャ州軍民政府の議会議員はSNS「テレグラム」で、現地時間午前5時半ごろにメリトポリ市内で爆発音が続き、同市や周辺の集落で停電が発生したと伝えた。

この議員は初期情報として、攻撃は高機動ロケット砲システム「HIMARS(ハイマース)」によるもので、死傷者は出ていないとも述べた。復旧作業が進んでいるという。

同市のウクライナ側の市長イワン・フェドロフ氏もテレグラムで、複数の爆発音が市内各地で同時に確認されたと述べた。フェドロフ氏自身は市内にはいない。

同氏によれば、市内の北部と西部の地区、周辺の村で停電が起きているという。

メリトポリは前線から約100キロに位置するロシア占領軍の拠点となっている。

メリトポリ市当局は同日早く、機関車の停車場への砲撃を受け、インフラに被害を受けたと報告していた。

「ウクライナ」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]