ベラルーシに配備の戦術核、管理権はロシアが「保持」 プーチン氏

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ロシアのプーチン大統領は、隣国ベラルーシに配備を計画している戦術核兵器について、ロシア政府が管理権を保持し続けると述べている/Sergey Alimov/Getty Images

ロシアのプーチン大統領は、隣国ベラルーシに配備を計画している戦術核兵器について、ロシア政府が管理権を保持し続けると述べている/Sergey Alimov/Getty Images

(CNN) ロシアのプーチン大統領は、隣国ベラルーシに配備することを計画している戦術核兵器について、ロシア政府が管理権を保持し続けると述べた。ロシア国営メディアが報じた。

プーチン氏は今回の動きについて、米国が欧州に核兵器を配備している状況になぞらえた。米国は、ドイツなど欧州の国に核兵器を配備しているが、管理権は保持している。これは配備先の国が非核保有国としての約束を破らないようにするためだ。

プーチン氏がベラルーシへの戦術核の配備を実行する保証はないものの、プーチン氏によるあらゆる核のメッセージは西側諸国に懸念を引き起こすことになる。

1年以上前にロシアがウクライナへの侵攻を開始して以降、プーチン氏の核をめぐる発言は何度も激しさを増しており、核戦争の脅威が増大していると警告を発しているほか、ロシア政府が核兵器の先制使用に踏み切る可能性を示唆している。

「プーチン大統領」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]