フィレンツェの観光名所をフェラーリで走行、米国人観光客に罰金

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観光名所の広場をフェラーリで走行するなどしたとして、米国人の観光客が罰金を徴収された/Courtesy Municipality of Florence

観光名所の広場をフェラーリで走行するなどしたとして、米国人の観光客が罰金を徴収された/Courtesy Municipality of Florence

(CNN) イタリアのフィレンツェで、米国人観光客の男性が真っ赤なフェラーリのスポーツカーを運転して観光名所のシニョリーア広場に乗り入れたとして、警察に罰金を徴収された。

男性はフェラーリの「スパイダー」を運転して、歩行者しか入れないシニョリーア広場に侵入。広場に車を止め、隣接する通りで無謀運転をしていたとして、20日に逮捕された。

シニョリーア広場は普段から、著名芸術作品を収蔵したウフィツィ美術館を訪れる観光客などでにぎわっている。

フィレンツェ市によると、フェラーリを運転していたのは43歳の米国人で、所持していた米国の運転免許は国際条約に準拠しておらず、米国外での運転は認められていないことが判明した。

この男性は歩行者専用広場に車を止め、車を逆走させ、国際免許証を所持していなかったとして、470ユーロ(約6万7000円)の罰金を警察に徴収された。

イタリアでは今年1月にも、米国人観光客がフィアットのレンタカーでフィレンツェのアルノ川に架かる歩行者専用橋ポンテベッキオを走行したとして、500ユーロの罰金を徴収されていた。

昨年5月にはサウジアラビア人男性が、マセラティのレンタカーでローマのスペイン階段を走行し、途中で車が動けなくなると現場から逃走。イタリアを出国しようとしたところを逮捕され、文化財破損の罪に問われた。

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