供与分のレオパルト戦車の補充、早急に必要　独国防相

（ＣＮＮ） ドイツのピストリウス国防相は１日、ドイツがウクライナに対して主力戦車「レオパルト２」１４両の供与を決めたことを受け、新しい戦車の発注を早急に行う必要があると述べた。

ピストリウス氏は記者団に対し、「私にとって決定的な要因は、新しい戦車を発注しなければならないということだ」と述べた。いつ、何両のレオパルトを入手できるのか計画して、製造を開始するためにも早急に行うことが必要との見方を示した。

資金の出所は問題ではなく、重要なのは早急に納品することだとも語った。

「レオパルト２」に乗るドイツのピストリウス国防相（右）＝１日、ドイツ西部アウグストドルフ/Sascha Schuermann/Getty Images

ドイツのショルツ首相は先週、レオパルトをウクライナに供与することを発表した。ドイツに対しては、米国やポーランドなどからウクライナに対する軍事支援を強化するよう求める圧力が強まっていた。