西側諸国の戦車供与は「戦争への直接関与」 ロシア報道官

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ドイツ製戦車「レオパルト2」の横に立つショルツ独首相=2022年10月、オステンホルツのドイツ連邦軍訓練施設/David Hecker/Getty Images Europe/Getty Images

ドイツ製戦車「レオパルト2」の横に立つショルツ独首相=2022年10月、オステンホルツのドイツ連邦軍訓練施設/David Hecker/Getty Images Europe/Getty Images

(CNN) ロシアのペスコフ大統領報道官は26日、ロシア政府は西側諸国によるウクライナへの主力戦車の供与をウクライナ・ロシア間の紛争への「直接的な関与」とみなしていると述べた。

ペスコフ氏は「欧州諸国や米国から、戦車などを含むさまざまな兵器システムをウクライナに供与する行為は、ウクライナで展開されている戦闘行為に自国や同盟が関与することにはならないとの発表が相次いでいる」と定例記者会見で述べた。

そして「我々はこの考えに全く同意しない。同盟が行うことは全て紛争への直接関与と受け取られ、それは増大している」と主張した。

ペスコフ氏の発言は、数週間にわたって外交圧力にさらされたドイツが同国製の主力戦車「レオパルト2」をウクライナに供与すると発表したことを受けたもの。

ドイツ政府は欧州の同盟国が自国の在庫からレオパルトをウクライナに供与することも認めるとした。

「ロシア」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]