ウクライナ軍、ベラルーシ上空でロシア軍機を確認 16日のミサイル攻撃中

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(CNN) ウクライナ軍はロシアによる16日のミサイル攻撃に触れ、ベラルーシ上空でイリューシン76の派生型であるA50U早期警戒管制機とミグ31K戦闘機が確認されたことを明らかにした。

ミグ31Kは「キンジャル」ミサイルの搭載が可能。キンジャルは極超音速ミサイルのため迎撃が難しいが、ウクライナ軍の声明では今回の攻撃にキンジャルが使用されたかどうか明らかにしていない。

ウクライナ軍は今回の攻撃全般について、カスピ海だけでなくロシア南部サラトフ州のエンゲリス地域からもミサイルが発射されており、「特異」なものだったとの見方を示唆した。エンゲリス地域は戦略爆撃機Tu95MSの拠点。

声明ではさらに、ロシア海軍のフリゲート艦「アドミラル・マカロフ」を使って黒海から発射されたミサイルもあったと指摘した。S300ミサイル27発も使用されたという。

ロシア国内にあるエンゲリス空軍基地では先週、爆発が発生。ロシアはウクライナによる攻撃だと非難している。ウクライナは攻撃実施を認めていない。

ベラルーシは今週、国内各地で緊急の軍事演習を行うと発表した。ロシアのプーチン大統領は来週、ベラルーシのルカシェンコ大統領と会談する予定だ。

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