クレイン大統領首席補佐官が辞任へ 2月の一般教書演説後に

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米ホワイトハウスのクレイン大統領首席補佐官/Nicholas Kamm/AFP/Getty Images

米ホワイトハウスのクレイン大統領首席補佐官/Nicholas Kamm/AFP/Getty Images

(CNN) 米ホワイトハウスのクレイン大統領首席補佐官が数週間後に辞任するとの見通しが明らかになった。事情を知る複数の関係者が語った。

具体的な日程は決まっていないが、関係者の1人によると、バイデン大統領による来月7日の一般教書演説から数週間後のうちに辞任するとみられる。

事情に詳しい当局者によれば、バイデン氏の個人事務所や自宅から副大統領時代の機密文書が見つかった問題とは関係がない。

ホワイトハウス当局者らは、この件との関連を疑われないよう注意を払ってきた。クレイン氏は昨年11月の中間選挙以降、機密文書問題を調べる特別検察官が任命されるよりすっと前から辞任を決めていたという。

後任は未定。バイデン氏はこのような重要事項の決断に際し、熟考を重ねる姿勢で知られる。

クレイン氏辞任の見通しは、米紙ニューヨーク・タイムズが最初に報じた。

同氏はホワイトハウスが扱うあらゆる分野に直接深くかかわっていて、バイデン氏とのつながりも数十年に及ぶ。昼夜を問わずスタッフにメールを送り、夜中にガソリン価格を確認することもあった。同僚からこうした仕事ぶりは長続きしないと指摘され、本人も激務を認めていたが、ホワイトハウス内部では続投を求める声が強かった。

後任候補にはリケッティ大統領顧問、ビルサック農務長官、ウォルシュ労働長官、ホワイトハウスの新型コロナウイルス対策調整官を務めたザイエンツ氏、ダン大統領上級顧問らの名前が挙がっている。

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