米、3200億円のウクライナ向け安全保障支援を発表

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米国防総省が装甲兵員輸送車「ストライカー」を含むウクライナへの安全保障支援パッケージを発表/Paulius Peleckis/Getty Images

米国防総省が装甲兵員輸送車「ストライカー」を含むウクライナへの安全保障支援パッケージを発表/Paulius Peleckis/Getty Images

(CNN) 米国防総省は19日、ロシアからの侵攻を受けるウクライナ向けの25億ドル(約3200億円)規模の安全保障支援パッケージを発表した。装甲兵員輸送車「ストライカー」を初めて供与し、歩兵戦闘車「ブラッドレー」も追加供与する。

米国が発表した支援パッケージでは過去2番目の金額。今月初めには30億ドルを超すパッケージを発表していた。

今回の支援ではストライカー90台、ブラッドレー59台を送る。後者は前回の支援で既に50台供与しており、供与台数は合計で100台を超える。

米国製の高機動ロケット砲システム「HIMARS(ハイマース)」の砲弾や、防空向けの砲弾とシステムも今回のパッケージに含まれる。ハイマースはロシア軍の武器庫や指令所への攻撃で威力を発揮し、防空は米国防総省が引き続き重点項目と位置付けている。

米国が約1年前のロシアによる全面侵攻以降に行ったウクライナ向け安全保障支援は、今回で総額267億ドル(約3兆4000億円)に達した。

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