NY市のフォアグラ禁止法、州法違反の判断で差し止め

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ニューヨーク市によるフォアグラ販売禁止の条例について、州当局が施行差し止めを求めた/Angela Weiss/AFP/Getty Images

ニューヨーク市によるフォアグラ販売禁止の条例について、州当局が施行差し止めを求めた/Angela Weiss/AFP/Getty Images

(CNN) 米ニューヨーク市のレストランや小売店でのフォアグラ販売禁止は、ニューヨーク州法に違反するとの判断が下された。

同市のフォアグラ禁止は2019年に市議会で可決されたが、フォアグラを生産する農場2カ所が業務を不当に制限されると主張し、訴訟を起こしていた。

州農務当局が14日、アダムス市長らに通知を送り、農場側の主張が認められたとして禁止条例の施行差し止めを求めた。

施行は先月25日に予定されていたが、州裁判所の判事が9月、訴訟の審理中は禁止を保留とするよう命じていた。

条例案を提出した議員らは、カモやガチョウに強制的にえさを与えてフォアグラを生産するのは非人道的だと主張してきた。

カリフォルニア州では12年に施行されたフォアグラ禁止法が15年に覆された。しかし連邦高裁は17年に禁止法を有効とし、連邦最高裁も19年1月にこれを支持する判断を下した。

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