米テキサス州知事選、共和党アボット氏が再選確実 オルーク氏破る

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テキサス州のアボット知事/Brandon Bell/Getty Images

テキサス州のアボット知事/Brandon Bell/Getty Images

(CNN) 8日に投開票された米中間選挙のテキサス州知事選で、CNNの予測によると、共和党の現職グレッグ・アボット知事が民主党のベト・オルーク元下院議員を抑えて3期目の当選を確実にした。

共和党内の一部で2024年大統領選の候補と目されるアボット氏は、オルーク氏から送電網の管理や銃乱射事件への対応、人工妊娠中絶への反対をめぐる批判を受けたものの、これを切り抜けた。

アボット氏の勝利は、共和党が依然としてテキサス州で優位なことを示す。中南米系の有権者からの支持拡大も追い風になった。

民主党はかねて、都市中心部や郊外の人口増や多様化により、米国の政治地図で最大の共和党州であるテキサス州で拮抗(きっこう)した戦いを演じる道が開かれるとの期待を示していた。

オルーク氏は18年上院選で共和党のテッド・クルーズ議員と接戦になり、州規模の選挙で1994年以来となる民主党の勝利に近づいた。ただ、共和党がインフレ高進やガソリン価格高騰をめぐり全米で民主党批判を展開する中、今年の世論調査では前回上院選より大きな差がアボット氏との間に開いていた。

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