米大統領夫人がコロナ陽性、風邪症状

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ジル・バイデン氏が新型コロナウイルスの検査で陽性となった/Susan Walsh/AP

ジル・バイデン氏が新型コロナウイルスの検査で陽性となった/Susan Walsh/AP

(CNN) バイデン米大統領の妻ジル・バイデン氏(71)が風邪のような症状を示し、新型コロナウイルスの検査で陽性になった。ジル氏の広報担当者が16日に明らかにした。

アレキサンダー広報部長によると、ジル氏は15日の定期検査で陰性判定を受けた後、夜になって風邪の症状が出た。迅速抗原検査では陰性だったが、PCR検査で陽性反応を示した。

これまでに追加接種2回を含め、計4回のワクチン接種を完了している。4回目の接種は4月に受けた。現在、米ファイザー製の抗ウイルス薬パクスロビド(日本では「パキロビッドパック」)を服用している。

同氏に近い関係者が16日午前、CNNに語ったところによると、本人の体調は良く、「通常の風邪のような症状」だという。

バイデン夫妻は10日から長男ハンター氏と妻、息子とともに、南部サウスカロライナ州のキアワ島で休暇を過ごしていた。大統領は法案への署名のため、16日中に首都ワシントンへ戻る予定。

15日夜には大統領と長男一家が現地での集まりに出掛けたが、ジル氏は出席を控えていた。ジル氏以外の家族は全員、陰性反応を示している。

ジル氏は現地の邸宅で隔離中だが、英語の教授を務めるバージニア州のコミュニティーカレッジ(2年制大学)での新学期に向けた準備を進め、行事にもオンラインで参加している。

大統領は先月21日に陽性となってパクスロビドを処方され、30日に「リバウンド」陽性で再び隔離。今月7日に通常の執務に復帰していた。隔離中はジル氏と会っていなかった。

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