トランプ大統領、金委員長とは「良い関係」 バイデン氏は正当性与えたと批判

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討論会のトランプ大統領(左)とバイデン前副大統領。トランプ氏は北朝鮮の金正恩委員長との関係について「非常に良い」との認識を示した/Morry Gash/Pool/AP

討論会のトランプ大統領(左)とバイデン前副大統領。トランプ氏は北朝鮮の金正恩委員長との関係について「非常に良い」との認識を示した/Morry Gash/Pool/AP

(CNN) 米国のトランプ大統領は22日、大統領候補討論会に出席し、外交政策に関する討論の中で、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との関係について「非常に良い」と語った。

トランプ氏は、金委員長と非常に良い関係だとの認識を示し、金委員長も同様の考えを抱いているかもしれず、戦争もないとも述べた。

民主党候補のバイデン前副大統領は、トランプ氏が金委員長や北朝鮮に正当性を与えたとして批判した。バイデン氏はまた、北朝鮮ははるかに性能の向上したミサイルを保有するようになったと指摘。以前よりも米国の領土に容易に届くようになったと言及した。バイデン氏は、金委員長が核兵器の能力を縮小することに合意した場合にのみ会談を行う考えを示した。朝鮮半島を核兵器のない場所にすべきだとも述べた。

トランプ氏は米国の大統領として初めて北朝鮮に足を踏み入れ、米朝首脳会談も実現させた。トランプ氏は「他の国々の指導者と良い関係を築くことは良いことだ」と述べた。

それに対し、バイデン氏は、欧州を侵略する前のナチス・ドイツのヒトラーと良い関係を築いていると言っているようなものだと批判した。

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